初心者はある程度のフォーム固めから始めよう!3ステップ編
「ダーツを始めたのは良いが、どんな練習をしたら早く上手くなれるのか分からない!」
ダーツを始めたての方は、投げ方やフォームをどのようにしたら良いのかよく分からないと思います。特にネカフェ等で一人で投げている方は誰かに教えてもらうといった環境があまり無いので、悪い癖などがついてしまうとなかなか抜け出せなくなってしまうので注意が必要です。
今回は、ダーツの上達が一日でも早くなる為に、普段の練習でどこに重点を置いたら良いのか、その練習方法や手順を3つのステップで紹介しますので是非参考にしていってください。
最初は自分の基礎となるフォーム(構え)をある程度固めていきましょう
まずは自分がどのようにダーツを投げているのか大雑把でも良いので分かるまで投げて確認してみましょう。
例えるなら
- 足をこの位置に置いたら投げやすいな~
- 腕はこの位置で構えていることが多いな~
- なんとなくだけど、ここらへんでダーツを投げているな~
このように、なんとなくでも自分がどのように投げているのか認識しましょう。
あまり構えにはこだわらなくても大丈夫です。逆に考えすぎないように気を付けましょう。理想を言えば自分が一番リラックスして投げれる自然体が良いでしょう。
コツは、狙わなくて良いんだという気持ちで投げてみると自然体で投げれるかと思います。
ある程度自分がどのようにダーツを投げているか認識出来たら、次のステップです!
自分のダーツの飛び(軌道)を見てみる
ある程度自分がどのように投げているか分かってくると色々なところに気づいてくると思います。腕をこの位置にすると自分がどこらへんでダーツを離しているか分かってくる等、、、と自分のフォームが認識できるレベルになっていると思います。
フォームがある程度固まってきたら次は自分の投げたダーツがどのように飛んでいるか自分の飛びをイメージしつつ、見てみましょう。この時どうしてもダーツボードを見てしまうと思うので、なるべくダーツボードからは目をそらし、ダーツがどのように飛んでいるかだけ集中してみましょう。
ちょっとしたコツですが、気持ち的にトリプルライン内に入れば良いかなっていう気分で投げた方が良いかと思います。
ここで、人によって様々な飛びが出ていると思いますが、大体は自分の思っていた飛びとは違うかもしれません。
ダーツボードに向かって綺麗な放物線を描いている飛び、直線的な飛び、フラフラしており不安定な飛び等、、、本当に人によって飛びは様々です。ですが、一存に飛びが綺麗=狙ったところに行くとは限りません。それこそ、不安定な飛びでもブル(真ん中の赤い円)にバンバン入れてくる人も私が見てきた限りではたくさんいます。でも、上手い人の大体は飛びが綺麗という事も事実です。どちらにも共通して言えることは、ここでダーツを離したらこう飛ぶんだっていうことを分かっているからなんですね。
自分のダーツの飛びが分かってきたら次のステップです!
自分のダーツの飛びを少しずつ修正していく
ここでダーツの飛びを修正していくのですが、大抵は離すタイミングと腕の振るスピードによって変わってきます。
あまり、腕の振るスピードに関しては変えない方が良いです。なので離すタイミング(リリースポイント)を少しづつ修正していく方が良いでしょう。
例えるなら
- 全体的にダーツが上のナンバー(数字)に行くことが多いな~という場合→リリースポイントを普段より少し遅くしてみる。
- 逆に全体的に下のナンバーに行くことが多いという場合→リリースポイントを普段より早くしてみる
等と、修正をしていくと次第に自分の狙った場所にダーツが飛んでいくようになります。
飛びの修正に関しては語ればキリがないので簡潔にまとめますが、ここで一番大事なのは常に自分がどのようにダーツを飛ばしたいのか考えて投げましょう。投げていると絶対に「この飛びだ!」という場面に出会えるはずです!その際になぜその飛びになったのかよく考えましょう。その繰り返しによって、闇雲にダーツをするよりも何十倍も早く上達することが出来ます!
以上で3つのステップの紹介を終わりますが、一番大切なことは上手く行ったときのイメージを大切にしてください。
ダーツは積み重ねのスポーツでもありますが、その積み重ねをより濃いものにしていくことで上達速度も一気に上がります。何故上手く行かないのかではなく、何故上手く行ったのかという考えを大切にしてください。そして一番に楽しむ事を忘れず!
B~BBフライト向け この1つを意識して安定度UP!
「レーティングはB~BBフライト位まで上がれたが、ここから上になかなか行けない」
投げればある程度ブルに入り、安定性が上がってくるとぶつかる壁ですね。ハットが出た後ノーブルが3回程連続で出てしまったり、良くてワンブルキープやワンビットずれの連発など、、、、私もここでとても苦労しました。
今回は、ここからAフライトに上がり更にダーツの安定性が上がる方法を挙げていきたいと思います。
自宅でも出来るイメージトレーニングの方法も紹介しますので是非実践してみてください。
投げる時の大事なイメージ
ダーツを投げる動作というのは、ユーミングで狙いをつける→テイクバックで腕を引く→スルーで自分のリリースポイントでダーツを離す→フォロースルーで腕を降り終えるの一動作の終了、、、ですよね。細かく言えば、スルー時の手首の使い方など色々あるのですが今回は言及しません。
今回はテイクバック→スルーまでの過程について触れていきたいと思います。
テイクバック、スルー時に大切なのは起点までの動きを意識すること
今回説明の際、起点という言葉を使いますがこれはテイクバック→スルー時にどちらにも力が入っていない状態の事を指します。わかりやすく言えばテイクバックの最下点です。
つまり、ダーツを投げる際にどこを意識すれば安定して投げれるかというと、テイクバックの起点までの腕の動きをどれだけ同じ動きに出来るかという事が大切になってくるでしょう。この動作を安定させるだけでダーツはすごく変わります。
自宅で簡単に出来るイメージトレーニング
まず、このイメージトレーニングを実践するにあたって用意してほしい物があります。
マイダーツ。これだけを用意してください。
用意ができたらいざ実践です!
・ マイダーツをすぐ持てる場所に置いときます。
・ リラックス出来る姿勢を取って、頭を空っぽにしましょう。
・ ある程度リラックス出来たら、マイダーツを持ってみましょう。この時に大事なのは絶対にダーツボード等、ダーツに関する事は考えないでください。
それでは、実践してみてください。
持ってみましたか?
そのグリップがあなたにとって自然体であり、最適なグリップなのです。
グリップに関してはあまり考えすぎず、自分の本能で決めた方が上手くいく場合が多いのです。